the last month of the year of 2009

日本に帰って以来、カメラを持って街を歩くのが楽しい。上の写真は母方の御在所での祭りの風景。カメラ教本を持って撮影するも、100枚撮って1枚良いのがあればマシな方。とりあえず目に留まったものを全て撮っているので、テーマ性は、いってみればマイビジョン。フォーカスはかなりピンボケである。

秋はあっという間に過ぎて、冬に入りつつあるが、今年の秋は気候的には長く続いているそうだ。一方で冬は暖冬の予報とかで、ゲレンデ計画はお早めにと。来週は銀杏並木を撮りに行こう。

通勤電車で見かける今日の占い。ラッキーアイテムが「牛丼」とはどう理解したら良いのだろう。スポーツジム閉店20分前に駆け込んでくる人たち。お風呂に入りに来たようだ。ちょっと前の台風。台風が突っ込んでくるさなか、首都圏で出勤を諦めなかった人が90%。自分のそのうちの一人。どうしたら上手く人ごみを切り抜けて出社できるか、部分最適化の方向性がすでにジャパナイズ。自分はピュアなジャパニーズ。テレビが無いので、かけているラジオ、日本のラジオは意外とトーク番組中心だということに気づく。音楽のかけ流しは、有線チャンネルにしか期待できないのか。NHKさんも新聞屋さんも一度営業に来たきり、こなくなった。自分の引越し、職場の引越し、コンゴ民への出張、事業仕分けに、なんだかんだ、すっかり業務のペースに巻き込まれている。ついこの間まで大学の図書館に篭っていたはずなのに。昨日も部内でちょっとした席替えがあった。

御在所からはミカン一箱が送られてきた。静岡三ケ日の少し酸味の強いミカン。4年ぶりであっても変わらない味。変わらない街。変わらない部分の自分自身。先日、職場でもらった熊本ミカンと愛媛ミカン。愛媛の方が三ケ日に近い味がした。

帰国3ヶ月目にして、ようやく自分のペースが見えてきたような、馴染んできたような。部屋に転がっている段ボールはあと2つ。ロンドンから持って帰った本や紙の束が3山。さて、年末。筆不精だったこの一年、荷物も整理しつつ、少し振り返ってみたいと思っている。