Thursday, August 2

納涼会

週末、事務所の移転の労をねぎらって、打ち上げ会があった。

宴会の仕切りをナショナルスタッフに任せていたところ、いつもの仕事ぶりのごとく?始まるに始まらない。
いつもは定時(17時)になるとパッと帰ってしまう割りに、今日は19時を過ぎても会が始まらない。別で用意した飲み物だけ届いていて、先に飲み始めてよいものかと迷う。とりあえず、お預けすることもう30分。

余談ながら、僕が一緒に仕事しているスタッフを見るに、物事を順序立てスケジュール管理しつつ仕事を進めることが苦手のようだ。何というか気が利かず、言われたことしかやってくれない。「だから、じゃぁ次はどうすればいいのか、考えて進めてね。」と言ってもなかなか判ってくれない。勝手なことをやってはいけないと思っているのかも知れない。どうしたらうまく一緒に仕事が回せるのか、と悩む。それでいて余裕が無くなってくると、彼らの態度に腹が立って仕方がない。「使えねぇ」とぼやきつつも、自分でやってしまうとその先の行動変容につながらないし、自分で丸抱えするにも多すぎるので、上手に彼らと付き合っていかねばならない。

さて、ようやく食べ物もスタッフもそろって乾杯の一声があがったのは19時半を過ぎた頃になったが、始まってからはこれがまた楽しかった。ケータリングのアフガン料理も美味いし、煙をもくもくさせながらその場で焼いてくれるケバブも旨い。

ひととおりお腹が満たされたところで、近所迷惑も顧みずにステレオをガンガンに鳴らして踊りまくるスタッフに日本人も酔いしれた。あきれるくらいに弾けた時間を過ごしてしまった。自分の相棒は何だか大人ぶって渋い笑い顔を見せていたが、笑っている顔を久しぶりに見た。

笑顔っていいなぁと思った。

これまで旧事務所の物理的なスペース制約もあって、なかなか全員で集まる機会を持つことができなかったのだけれど、仕事の時とはまた違ったスタッフの一面が見る機会となって面白い。

ここのところ仕事が詰まり気味で思うように進まず、日本からきた調査団の国連機の予約をすっかり忘れていたというトンデモないミスもやらかし(もう真っ青)、せっかく調達した医薬品が直射日光にさらされたままになったり、相棒に当り散らして、彼らもすっかり萎縮気味。

あれもこれも手が回らず、うまく指示が飛ばせず、ますますミスが増えていく悪循環な一週間だった。
ストレスを溜める溜めない以前の問題で、とにかく目の前の山をさっさと片付けていくしかない。


今日のような懇親会の機会を得て、仕事以外で相手を知る機会を持つというのは、職場の関係改善にはそれなりの役割があるのだと改めて思った。なんて言いつつも、基本、楽しい時間を共有するというのは大事。小難しいことばかり言っていたり、細かいことに囚われてばかりいては、自分自身がもたない。
まぁそれなりに仕事は回っていく。なかなか先の見えないこの頃だけど、くさらず、たゆまず。
で、また来週から頑張りましょう、憎めない相棒たちよ。

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