Saturday, September 30

Tonic Water

アフガンは23日からラマダン(断食月)入り。
多分10月22日まで続く。(月を観察しながら、ラマダン入りと終わりは厳密に決められるため、ラマダン入りも前日の夜10時過ぎになって、ようやく決まった。)
10月23日(予定)からはイードラマダン(ラマダン明け)で、官公庁も含めて3日間休暇になる。ラマダンにボーナスを支給するという文化もあり、現地スタッフの雇用契約にもラマダンボーナスが含まれていることがほとんどである。
通常、木曜日(半ドン)、金曜日(休日)であることを考えると、イスラム社会はおそらく、22日の週がゴールデンウィークみたいなもので、機能不全になると思われる。
ちなみにイスラマ太陽暦で言うと、現在は1385年7月。

ラマダンは、夜明けから日没まで、一切飲食をしない、タバコを吸わない。

よって、夜のうちに昼の分まで食い貯めをする・・・というものかな理解していたが、アフガンにおけるラマダンは比較的質素な印象だ。
お昼過ぎの礼拝は欠かさないし、日が暮れたからといって街中でわんさか食いだめをする姿・様子を見かけることもない。今年は季節的にも過ごしやすいので、現地スタッフの様子を見ていても、まだ涼しい顔をしている。
勤務時間はだいたいが8時から13時半までとなっており、省庁とのアポに苦労する。
厳密に解釈して、唾すらも飲み込まない人もいるとか。パキスタンでは、死者まで出てしまう事例もあるらしい。
もともと乾燥しているカブールで、水分を取らないというのはなかなか大変である。断食をしている現地スタッフと一緒に机を並べている以上、目の前で堂々とお茶を飲むわけにもいかず、遠慮して控え室に行って飲む。
普段と比較して水分不足だなぁと、偏頭痛に悩みながら思う。

写真:ラーマンミナ総合病院内にある歯医者さん。

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