大学の先生がカブールを訪問された。
初めてカブールに来られたのは、1960年代のUNESCO勤務当時というから、 ちょうど今の自分と同じくらいの歳になるだろうか。
在学中、先生の授業を取ったことがあったものの、もはや授業内容は覚えておらず。
まぁ実際そんなものかなぁと思いつつ、同じ学校というだけでも話のネタになるのが 、カブールの常。何かにかこつけて集まりの口実となる。
国連関係機関に勤務している4年上の同じ大学の先輩がいらしたので、お誘いして
先生が係わっておられるプロジェクトの事務所にお邪魔して会食をした。
教育関係のプロジェクトを実施中の団体である。
先生の足掛け40年に亘るカブールや世界でのご活躍をこんなところで初めて伺うことになったのだが、これまでちっともそんなことを知らなかった。
相手に興味を持っていないと、出会いがあったとしても、気付かないことが多いものだと感じたし、たとえ何処にいても、人と積極的にコミュニケーションをとって相手を知っていくことは大事だなぁと改めて思った。 (極めて表層的な感想ではあるが・・・。)
調子に乗って、先生を誘って週末一緒に市内を回った。
市内を見渡せるアスマイ山に登った。(車でしたが・・・)
先生の目には40年の変化がどのように映ったのかなぁと思った。
この先40年後、僕はこの国の変化をどのように見るのか。
先生も70歳を過ぎているが、とても元気そうだった。
帰りに宿舎に送っていた際、「アイス食べていかんかね。」と声を掛けてくれた。
どこまでも素敵な先生だなぁと、嬉しかった。
以下近況報告:
宿舎の庭では、コオロギが鳴き始めた。
猫の出産ラッシュで、子猫がやたら目に付く。
長袖がないと、朝晩は涼しく、肌寒い。
ここ2週間、宿舎屋上の水タンクから水漏れが続いている。
インターネットの調子が悪く、少しストレス。
ローマ法王の例の発言を受けて、22日は"Day of Anger"と定められ、少し緊張が走ったが、結果的に市内は平穏だった。
アフガンは23日よりラマダン入り。
下の写真は、ヘラート・グラス。西部のヘラート州の工芸品。
淡々と時間だけが流れていく、そんなこの頃。
Monday, September 25
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