Sunday, August 27

Beijing - 1 "Great Wall"

4泊5日の北京旅行。
途中はまたの機会にして、一気にハイライト。
北京滞在4日目、万里の長城から。

「北京旅遊集散中心」というバスツアー(160元)に参加し、「八達嶺長城?定陵」コースに参加する。
どうも全土から北京を旅行するのが流行らしい。東京見物みたいなものか。周りは中国人だらけ。席が一杯になったら出発するというアバウトさで北京市を出発。
のんびり窓の外を眺めつつ、ウトウトでもしようと思いきや強烈なバスガイドが登場。
長城までの110分の道のり、ず~っと喋りっぱなし。ちょっとボリューム高いのでは?それってカラオケのエコー入ってない?マンダリン特有の音の高さに一睡もできず・・・。原稿無しに喋りきったガイドさん、完敗です。あの、もう現場に到着しているんですけど、まだ喋り続けるガイドさん。早く外に出させて・・・。

喋らなければ日本人とも分からない北京旅行。なにやらガイドさんが回ってお金を集め始めている。確か昼食代は込みのはず。何のお金だ?むむむ???ほどなく自分にも番が回ってきて、言葉が分からないのがばれる。隣の座席のお客さんに好奇の目でみられる。アンニョンハセヨって、言うので、とりあえずHelloでごまかす。いったい何者に見えただろう・・・。

トロッコみたいな物に乗っかって、一気に稜線上の長城まで到達。
城壁は、入口から南北に分かれていて、南は傾斜が急な男坂、北は傾斜が比較的緩やかな女坂と(日本的には)呼ばれているらしい。
自由時間制限の2時間いっぱいをかけてエリアを一周することに決定。
北から登って、南から下ったのだけれど、下るという表現が適切でなくて、非常にきつい。急な坂というより絶壁に近い。南側から登ってきたカップルとすれ違ったが、「なんでこんな目に遭わなきゃいけないの」って感じで彼女のほうが泣きじゃくっていた。無理もあるまいなと思いつつ、自分の行く手を眺めるに、集合時間が気になる。時間内に戻れるのか・・・・。

しかしこんな急な坂では、敵が襲ってきたとしてもすぐに駆けつけられまい。馬で巡回していたともいうが、馬でもあの坂は無理だよなぁと思う。階段状になっているところもあれば、そうでないところもある。手すりにしがみついて下る坂もあり。雨が降ったら滑り台というよりボブスレーがやれてしまうだろう。とあれこれ考えながら進んでゆく。そのうち時間内に歩きとおすことだけが目的化してきた。

長城の望楼からは、遠くに続く城壁が見える。修復されていないようだが、傍目からはどこまでも続く稜線上の頑丈なレンガ壁。
よく見ると、長城の壁は左右非対称だ。敵側と自陣側で少し形状が異なっている。
見事に観光地化していて人だらけの感じでもあったが、前述のとおり物理的に近寄りがたい南側の望楼からの眺めは良かった。途中霧がかっていたが、それもまた良し。
このツアー、昼食付きだった。弁当でも出るかと思いきや、「定陵餐庁」というドライブインみたいなところで昼食にありつく。意外と普通?の中華料理を他の家族連れに紛れて頂いた。

テーブルごとになんだか特色があって面白い。自分のテーブルはバスガイドの手ほどきか、英語の話せる子供連れの組に入れてもらった。みんなおとなしく出てきたものを分け合って食べている。隣のテーブルはチンピラ風(入らなくて良かった)。その隣は、出てきたものを黙々と一気に食べ上げたグループ。その隣は、お母さま二人が何故か立って食べ続けるグループ。大食い選手権顔負けですよ。まったく。
普段使わない筋肉も使って、次の日は全身の筋肉痛に。特に腱が痛い。
海外で現地のツアーに参加したのは初めてだったけれども、旅仲間の動向も含めてなんとも貴重な世界遺産体験になり、久しぶりに大満足でした。

1 comment:

Anonymous said...

北京にいるときはなぜか接続できなかったので
日本に戻ってきてから、やっと見られるようになりましたー。
というわけで、拝見しました、以前のも含めて。
北京はパワフルな旅路だったようで。
また(私がいるときに)ぜひぜひ遊びにきてね。

Archive