いつものことを淡々と繰り返す日々。
生活の中でリズムを作ること、日常の所作ができているという生き方が、好きだ。
仕事の中でも、能率をあげるべく、ロジはできるだけ早く済ませられるよう、整理整頓をする。
週末になったら部屋を片付けて、時間があればジムにいって、喫茶店で焼きりんごを食べる。
いつものことの繰り返しは単調な反復ながら、そういったリズムで生活の基本ができているのは、健全な生活の証でもある。こういうのは内向的な性格と言うかもしれない。
そういえば、あたまを洗ったっけ?シャワーを浴びながら、思い出す。
そういえば、玄関の鍵閉めてきたっけ?駅舎が見てきたところで、思い出す。
いつもの習慣が当たり前すぎて、覚えていない。思い出そうとしても何もひっかからない。
案の定、鍵はかかっていたし、シャンプーの泡立ち具合いはそれがちゃんと2度目であることを教えてくれる。
忘れていることに気づく自分は、何かリズムが変わっていることを気づかせてくれているのだろうか。日常の反復に意識を向けることで、何かを考えようとしているのか。たいていそういう当たり前の習慣時には、何か別のことを考えていることができるし、まったく何も考えていないときでもある。何かを考えているときに、頭を洗っていたような気がする、のは気がするだけであって、繰り返される一連の動作は、それが今さっきのことなのか、昨日のことなのか、10日前のことなのか、それすら混乱して正確に思い出せない。
そういや、昨日、何を食べたっけ?
そういや、例のメール、いつ出したっけ?
そういや、あの人の顔、誰だったかなぁ。
まぁこういったモノ忘れがひどいのとは別の話。歳のせいだ、というものでもない。
12月もすっかり半ば、歳末、昨日はめずらしく一日中雨が降っていた。
Saturday, December 12
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