若葉萌える頃、実家では手作りなんちゃらが始まる。
知り合いの農家から大量に仕入れた朝摘みのイチゴ。
朝5時から母が一人で取ってきたもの。
イチゴが赤くなりすぎると売れないため、地産地消にと譲ってくれる。今年のイチゴは実が大きめで、味もしっかり。そのままでも十分うまい。洗わずにそのまま食べてしまう。
ヘタを取って鍋にほうりこみ、砂糖を入れてぐつぐつ2日2晩煮込んでいく。部屋中に甘いイチゴの匂いが充満していく。
イチゴの実を完全に潰すのではなく、形を残しているのが特徴。これがまた美味い。バターを塗ったトーストの上にイチゴを潰すようにして食べる。
母方の実家では、マーマレード作りが最盛期。
今年の梅干が出来上がっていて、さっそく袋に詰めてくれた。海外に出るときには、いつも持たせてくれる。食べきれずに分けたカブールの宿舎の住人には好評な、この梅干し。今年は少し大きめの粒だ。
祖父が祖母のイチゴジャム作りを手伝うと言い出す。「ヘタを取るぐらいしかできんがなぁ、ハサミでちょいちょいと切ればいいだな、」と、硬派な祖父の優しさがなんとも微笑ましい。
昔の一軒家では、家の生垣代わりのお茶の木の新芽の収穫をする。GW中の新茶作りはオヤジの趣味だった。
今年は地元の地区の浜松祭りに参加するつもりらしい。
相変わらず週末はサッカーの観戦に勤しんでいる。
いつもの定番だけど、その繰り返しもまた、愛おしいと思うこの頃。
補足:写真は一回目の収穫量。更にまた今週末も摘みに行くらしいが・・・。
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