Monday, May 29

Excursion to Dubai - 1

5/25?28、ドバイに出張。
カブールから2時間半、超近代的な人工都市に降り立った。









街並みは整然としており、モダンなビルの間にはモスクがそびえたっている。
日本の神社みたいなものかな。それよりずっと人の出入りは多いみたいだけど。各モスクからは祈りの拡声器が叫んでいる。
カブールと比較すると、かなりのカルチャーショック。同じ土漠地帯でも、こうも環境が異なるものか・・・。カブールにこの都市のような発展は望めまい。。
陽射しは強く、1時間も歩いていると汗だくになってきた。湿度も日本の夏並みではないか。この街は車がないと行動するのは大変。温暖化対策なぞ何処吹く風。どこのビルでもばっちりエアコンが効いている。都市の構成はアメリカ的。道路の整備があって、それに沿うように開発が進む。タクシーはトヨタのカムリが主流。走る車もどれも新しい。初乗り10Dhs。日本並みに物価は高い。いやそれ以上かも・・・。










街路を歩く人なんて、ほとんど見かけない。昼間に出歩く人は稀らしい。
オフィスアワーも13時から16時半まで休みなんてところもある。そのあと20時まで営業というような商売だ。
街路では、木陰のあるところで昼寝している人をよく見かける。こちらは汗だくになって、乾いたアスファルトの上を歩き続ける。なんでこんなに一所懸命になって歩き回るのか、あとで考えると理由もない気がしたが、とにかく歩いた。途中で帽子を落としてしまった。 今にも足を攣りそうな具合になり、ふくらはぎと会話しながら歩いていた。
街中のいたるところにある目新しいビルの建築。あまり統一性がなくて、単に豪華なだけと言う感も否めないが、デザインした人にとっては、建築冥利につくだろう。曲面を多用したデザインが目に付いた。
ドバイと言えば、免税の国としてショッピング天国と言われる。とりあえず有名どころのショッピングモールはすべて回った。日本食も手に入れることができた。モールの中はなかなかの人混み。有名どころのブランドは大抵網羅されていたが、いまいちアウトドア系のショップの充実度が悪い。
ここで目新しかったのは、女性モノの衣装、服類。欧州ブランドからオリエンタル、パキ・インド系、中東の様式が融合したもので、なかなか見慣れない服が多かった。装飾品のデザインもいい感じだ。全般的に派手目、丈の短い服もあったりして、どこで着るのか??という疑問もあったが、どれも綺麗でいい感じだった。服のほかには、香木を使った香水。フレグランスとは違った独特の香りで、入れ物の瓶も素敵なガラスカットでできている。空き瓶を取り扱うお店もある。見とれすぎて、肝心の写真記録を忘れた。
モールにはシネコンも入っていた。30Dhsで、MI-3を観た。英語音声、アラビア語の字幕入り。英語がよく聞き取れない分、アクションモノで正解だった気がする。モールは夕方から混み始めて、夜8時ぐらいがピークに感じた。すごい人出。駐車場は車で渋滞している。夜11時まで営業しているところがほとんど。ドバイ人は夜に活動する。
ドバイは元来、金の取引で有名。資産を金で貯めていた。ゴールドスークにはまばゆいばかりの装飾品があった。
長くなった髪を、モールに併設されていた「Hollywood Salon」で切ってもらうことにした。50Dhs、結構お高い。どんな髪型にする?と聞かれて、うまく説明できず、テーブルの上においてあった雑誌の映画俳優の髪型を見て、「それにしてくれ」。ちなみに彼は、ダビンチコードのトムハンクス。結果は言うまでもないので、写真は省略。とりあえず短くなった。
ちなみに、カットしてくれた店員はフィリピンからの労働移民で、ホモだった。なんか話し方がペタペタしている感じ。聞き返すたびに顔を寄せてくるのがうざい。「今夜何処に待ってるの泊まっているの?」「今夜空いている?」と執拗なせめぎ合いに。おかげさんで、彼の香水が僕の服にこびりついて忘れられない。日本人も多くくるお店らしいが、2度といけない・・・・。







こっちにきて食べたかったもの、喫茶店でケーキとカプチーノを注文。新宿のデパートに入っている同じお店でケーキが食べられるとは思いもよらなかったが、値段も東京並みだった。

海外での日本食にはそれほど期待していなかったが、会社の人が日本食があってうらやましいね、と出発前に言われていたのもあり、話題づくりに一軒「SUMO」に行ってみた。注文は、ランチ定食「ビーフBBQ」。味噌汁が最高にうまかったが、ここに辿り着くまでに夏バテしてしまい、完食できず・・・・む、無念なり。

出発前にネットで予約しておいた日本食材とその他物品を空港でピックアップし、再びカブールへ。カブール行きの隣の搭乗ゲートは、バグダット行きだった。思わず列に並ぶ人たちの顔ぶれをまじまじと見てしまう。その隣は、キレン行きの便。妙に気になったキレン行き・・・。聞きなれない航空会社で、どこへ行ったのやら。

結局、ドバイで運動靴一足を履きつぶしてしまった出張・・・といいつつ、何の出張だったかはナイショにしておきます。次こそは泳ぎたい。。。

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